こんにちは。
音楽療法士の玉榮奈津美(たまえなつみ)です。
実は実は、10月・11月の2ヶ月間(全8回)、三線の師匠が講師を担当した東京都台東区の生涯学習講座で私もアシスタントとしてお手伝いをさせていただいていました。
沖縄出身とはいえ、三線は上京後に始め(なんだかんだで三線歴10年くらいにはなりました💦)、沖縄の歴史や三線について知らないことはまだまだたくさんあります。
沖縄にいた頃は、近所から当たり前に三線の音色は聴こえていたし、旧盆や清明祭(シーミー)等生活に根付いた沖縄ならではの行事があったり、もう20年前ですが私自身は屋慶名エイサーも踊っていたり、深く知ることも意識することもなく、当たり前に沖縄の伝統文化に触れて生活していました。
当時はそこにあることが当たり前過ぎて疑問に思うことはなく、疑問に思うことがないからこそ『知ろう』とすることなく過ごしていたので、うちなーぐち(沖縄語)も分からなければ、歌の意味も分からず、歌三線を何となく歌っているところがありました。
もちろん、お教室で毎回師匠から様々な学びを得ながら歌三線に向き合ってはいたものの、この講座では沖縄の歴史や歌の背景をしっかり説明してくださっていたので何となくしか・表面的にしか知らなかったことを深く知ることができ、私自身も学びの多い講座でした。
各回1曲ずつ沖縄民謡を歌ってきて、受講者さん達は毎回素敵な歌声を聴かせてくださいました。
最終回となるおさらい会では、その歌声に感動してしまったほど。
歴史や背景、より深い意味を知ることで、歌に対する向き合い方や歌い方(三線の弾き方も含めて)が変わることが身を持って体験できた機会でもありました。
沖縄民謡に限らず、あらゆる音楽・芸術すべてに共通するところかもしれません。
今回、貴重な機会をいただけて大感謝です。
ありがとうございました。
師匠のブログはこちら↓
http://blog.livedoor.jp/sanshin_tokyo/archives/58822161.html