こんにちは。
音楽療法士の玉榮奈津美(たまえなつみ)です。
もうすぐクリスマス!
楽しみにしているお子さまが多いかと思いますが、我が家では日曜日にクリスマス会をしました。
夫婦の仕事の都合により少し早めの簡易的なクリスマス会でしたが、2歳の娘は楽しんでくれたようです(*^^*)
さてさて、
今回はゆる~く、音楽療法のセッションや音楽遊びなどにも取り入れやすくクリスマス会で楽しめる遊びについて注意点を含めて共有します。
楽器遊び
低年齢でも取り入れやすい楽器遊び。
音楽に合わせて(合わなくてもw)自由に鳴らして遊ぶも良し、リトミック的に高い音→手を上にあげて鳴らす/低い音→下で鳴らす、リズム模倣など、楽器さえあれば特別な準備がなくても色んなバリエーションで遊べます。
簡単な振り付けをして鳴らしながら一緒に踊ってもいいですね。
♪あわてんぼうのサンタクロース から ♪赤鼻のトナカイ など、子ども達が歌える曲をメドレーにするだけでクリスマス感が出てワクワクしますし、何より一緒に歌ってくれるのが可愛いです♡
お子さまの怪我がないよう細心の注意を払うことだけはお忘れなく!
・楽器を投げてしまわないか
(うっかり手から離れてしまうことも含めて)
・扱い方による楽器の破損
(ADHD、固有受容覚の未熟さ、力加減のコントロールの未熟さなどから、
道具の扱いが乱暴になってしまうことがある)
・グループの場合は適度に子ども同士の距離が取れているか
(ボディイメージの未熟さ、距離感の掴みにくさ、身体動作を調整する力の未熟さから、
楽器を鳴らす動作をするときに隣の子にぶつかってしまう可能性がある)
また、楽器の選別も‟クリスマス感のある音色”で考えるとより良いかなと私は思っています。
定番は『鈴』『スレイベル』『ハンドベル(デスクベル)』あたりでしょうか。
低年齢児は難しいかもしれませんが、お子さまによっては『トーンチャイム』を使っても良いですね。
ハンドベル(デスクベル)やトーンチャイムなら、どこで鳴らしてもとりあえずOKとなるように主和音で音を用意しておくと、楽しみながら音の響きを感じられるかなと思います。
合図に合わせて、タイミングを合わせて鳴らせるお子さま達なら、主和音チームと属和音チームにしてみたり、メロディ奏にしても楽しそうです。
お子さま達の発達段階や認知理解度などで総合的に判断しながら、楽器で何をして遊ぶのか決めてくださいね。
手遊び・ダンス
手遊びやダンスも特別な準備なく、手軽に楽しめる遊びですね。
ざっと思いつくものをあげてみます(笑)
※動画のリンクをつけていなくてごめんなさい。WEBで検索すればすぐ出てきます(;^ω^)
♪もうすぐクリスマス
♪サンタクロースはいそがしい
♪サンタが道を
♪雪だるまのチャチャチャ
定番の手遊びをクリスマスバージョンにしているものもたくさんあります。
♪いちといちで
♪とんとんとんとんひげじいさん
♪グーチョキパーでなにつくろう
♪いとまき
ちなみに、私はよく♪サンタクロースはいそがしい をセッションに入れています。
低年齢児なら、『模倣による身体動作の調整』『ボディイメージを育む』
年中児以上なら、『動作の記憶と動きの調整』『即時反応』など、
目的を変え、少しやり方を変えておこなっています。
幼児期の遊びでよく取り入れられている動作模倣ですが、
・動作を瞬時に把握する
・思い描いた通りに身体の動きを調整/コントロールする
・音楽や周囲に合わせる
など、複数の要素があり、簡単そうに見えて実は大変なんですよ。
上手に真似っこ(模倣)するお子さま達をぜひ褒めてあげてくださいね。
長くなってきたので一旦ここまでにしますね(;’∀’)
次回は動き遊びについて書いていきます。
それではまた。