名古屋音楽大学の公開講座を受講しました

研修・講習会報告

こんにちは。
音楽療法士の玉榮奈津美(たまえなつみ)です。

本日、2024年度名古屋音楽大学 音楽療法オンライン公開講座を受講しました。
せっかくなので、思考の整理も兼ねつつご紹介も兼ねて、簡単に感想をつらつらと書いていこうと思います。

感想の前に・・・
2歳児の子育て中ということもあり、出産後は多くの研修・講習会への参加を後ろ髪をひかれながら見送っている状況です。
ただ今回は、たまたま勤務先事業所でシフトが入らなかったこと、娘が保育園で過ごす時間内にオンラインで実施されることから、受講が叶いました。
感謝感謝です。
受講させていただきありがとうございました。

さて
参加したのはこちらの公開講座。

基本的には名古屋音楽大学 音楽療法コースの学生さん向けの講座を一般公開もしてくださったものです。
目新しい情報を求めるためではなく、改めて学び直すことで自分自身と音楽療法との向き合い方、セッションの在り方やクライエント(対象者)との向き合い方、音(音楽)をどう聴きどう提供するか(共有するか)等、大切なことを見つめ直す機会となっています。
受講したことで、学生さん・他の音楽療法士さんの見立てや目的・セッションの組み立て方を垣間見ることができたことも良い刺激になりました。

作業療法などの他の専門職と同様に、音楽療法でも『アセスメントの上で、目標・手立ての設定→実施→再評価』を繰り返します。
長期目標を立て、そこに向かうために短期目標を設定し、まずは短期目標に繋がる活動毎の目的に沿って活動(遊び)を進めていきます。
セッションの回数を重ねていき、少しずつ変化していくクライエント(対象者)の状態をその都度確認し、クライエントに合わせて目標を継続または変更したり、目標に合わせてアプローチの仕方を変えたり、音楽療法士は日々繰り返し行っていることですが、より良い音楽療法にしていくためにそのプロセスを見直すことも時には必要ですね。